鉄道模型制作報告
「70系300番台 阪和線色」その5 |
![]() 300番台は乗務員扉も違う
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300番台では乗務員扉も異なる形状をしているので、くり抜いてプラ板をはめ込み、窓を開ける……という工程を踏むが、新潟色にやった記憶があまりない。もしかすると新潟色ではプラ板を貼り重ねたような気もするのだが、その時は外板とツライチだと思って作っていたのでt0.3プラ板を使ったような気がする。実際には僅かに凹んでいるので、同じ手法を取ろうとするともう少し薄いプラ板を使う必要があり、窓を開けるときにヤスリにプラ板強度が負けて上手く行かない。というのは今回実際にやってみて分かったことだったりする。ただ、乗務員扉を2枚くり抜いた時点でこの問題を解決する方法を思いつき、残りの2枚に関しては薄手のプラ板(正確には「プラペーパー」という商品名)を貼り重ねてみた。結論として楽は楽なのだが、少し仕上がりに難が出てしまった。分かりにくい話をグダグダしているが、詳細を丁寧に説明しようとするとかなり大変なので「良く分からんがそういうもんなんだろう」ぐらいに思っていただけると幸いである。 |
![]() 側面手すりはランナー引き伸ばし線をイモ付け
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前面手すりをエッチングパーツで浮かせるようになってからも、側面手すりは従来通りランナー引き伸ばし線を接着剤で直付けしている(写真が分かり辛い……)。乗務員扉脇は300番台で少し長くなったようだが、モハは0番台と同じに見えた。 |
![]() 前面加工、まずは忘れやすい箇所から
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側面が完了……厳密にはしていないのだが、ここで前面加工に移る。まずは裏側裾部を少し削っておく。これはTNカプラーの取り付け位置を前に出すための措置。いつも忘れて作業を進め、床板の調整とかをしている段階になって気付くのだが、箱になっているので削りにくいことこの上ない。従って今回は真っ先に、いの一番に、ランナーから切り離した直後に削った。 |
![]() 前面窓ガラス作成
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いつものように、前面窓ガラスは塩ビ板から削り出したものをはめ込む。実際に固定するのはもちろん塗装を済ませた後の最終工程だが、塩ビ板の削り出しはこの段階で行っておく。まずは窓の抜き勾配を削り、その後塩ビ板をヤスリで少しずつ削りながらサイズを合わせた。
(2025.07.06)
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