鉄道模型制作報告
「70系300番台 阪和線色」その3
先週の続きで、窓ガラスがはまるように開口部を調整

 先週の作業の続きで、トミックスの窓ガラスパーツがはまるように開口部を調整していく。トイレ窓はサロ165の該当部分を、おゆまるで型取りして光硬化パテで複製した部品を使う。透明レジンで複製して裏をヤスってすりガラス状にすればリアルになるかと思われるが、レジンが黄変するとアウト。なので割り切って、パテで複製して表から白く塗ってしまうことにする。この辺りは新潟色横須賀色と同様である。

複製中

 型に光硬化パテを詰めて硬化させているところ。充填する素材は光硬化パテ以外にもいろいろ考えられるだろうけど、硬化時間が短く、尚且つ手元に「買ったけど大して使わず余っている」という理由でチョイスしている。

数撃ちゃ当たる

 今回もなかなか満足できる出来にならず、必要数の倍以上を作った。全部白く塗ってみて、出来栄えがいい中から2つを選んで使うことになる。
 途中、蛍光灯に近づけすぎて型が少し傷むというトラブルも……次にこのパーツ作るとしたら型取りし直さなきゃいけない。

ドアの作業へ

 お次はドアを作っていく。キットのモールドは「2段窓プレスドア」、300番台は「プレスなしHゴム窓」と全く違うタイプ。“いつもの”であればタヴァサのエッチングパーツを使うところだが、今回はトミックスの窓ガラスパーツをはめ込んだ方が統一感があり、プレスパターンもないのでプラ板で作る。とりあえずサイズを合わせたプラ板をはめ込んでいくだけの作業だが、意外と時間が掛かって……今週はここで時間切れ。

(2025.06.22)
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