鉄道模型制作報告
「阪急5100系 5128F 過渡期編成」その5
パンタ車の屋根加工

 パンタ車の屋根を加工する。手軽に作るならキット付属のパーツを使うところなのだが、5100系らしさを出すために面倒な工程を選ぶ。まずはパンタ周辺部を写真(下)のように欠き取る。

欠き取ったところにプラ板を嵌める

 次にプラ板をはめ込み、パンタ周辺の平坦なエリアを作成する。Rの頂点よりほんの少しだけ高くするのがポイント。
 写真はパンタグラフ取り付け穴まで開けたところ。3両中5140のみが下枠交差型となり、取付穴も異なる。他の2両のシングルアームは更新車同様にEF200用を使う。更新車ではホーンの数を合わせるために285系用パンタと摺り板部を交換したが、今回はそのままでいい。

配管用の穴開け

 配管用に穴を開ける。基本的にこれまでに作った5100系と同じだ。シングルアームパンタ搭載車については、一部分からないところがあるので想像と「それらしく見えるように」作っている。

配管完了

 0.2mm真鍮線を使って配管を引き回す。この辺もいつもの通り。
 シングルアームパンタ搭載車のパンタ台は、取付穴の関係でこの段階で固定している(下枠交差車は別に塗装し、最後に固定)。

パンタ台

 パンタ台はt0.13プラ板から作成。四隅をニードルツールで軽くつつき、取り付けボルトの表現としている(右上が裏から見たもの)。

 来週は予定があるのであまり作業時間が取れない。阪急マルーンを塗って、窓サッシの銀入れがどこまで進められるか。

(2025.04.27)
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