「夕張鉄道14号機蒸気機関車」完成
ワールド工芸の「夕張鉄道14号機蒸気機関車」が完成した
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 先日廃業したワールド工芸の「夕張鉄道14号機蒸気機関車」キットが完成した。C59に続く2両目の蒸気機関車であり、そして私が組む最後のワールド工芸の動力車となりそうである(非動力車はあと2両ある)。やはり今回も何ヶ所かで四苦八苦し、そして動力の調子もあまりいいとは言えない。もっとたくさん作ればそのうちもう少し上手く作れるようになったのかもしれないが、その機会は永遠に来ないことになってしまった。まああまり蒸気機関車に力入れてないってのもあるけどね。

テンダー側より
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 今回、廃業の知らせを受け、そして公式サイトでの通販最終日が廃業より早い日であることを知り慌てて4両注文した。そのうちの1両、電気機関車が店舗で売れてしまったとのことでキャンセルに。この夕張14号機は元々は買うつもりはなかったのだが、在庫のあるものを眺めていて「最後だし買っておくか」と一転してカートに入れたもの。電気機関車がキャンセルとなったのでこれが実に大ファインプレーとなった。

斜め上より(1枚目と逆サイド)
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 残る2両は古典客車で、二等車と三等車を1両ずつ。製品発売時に気になっていたのだが、引かせる機関車に心当たりがなかったのでその時は買わなかった。今回セットで買った縁ということで、この夕張14号機と組み合わせて走らせようと思う。
 この斜め上からのカットが分かりやすいと思うが、キャブが少し傾いている。ボディ単体で見ると歪んでいるようにも見えないので、下回りと何か干渉している可能性を疑っている。この後原因を探ってみて、ダメならスペーサーでも挟んで調整してみる予定だ。

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 というわけで、阪急5100系キットの制作中に割り込んでの組み立てとなった。約2週間の中断となり、概ね想定通り。長期計画を立てて「制作報告」を始めてからは初めてのイレギュラーだが、そういや制作順序を入れ替えたことはあった(3周目)。その時も同じ阪急の、やはり5100系で、何とも不思議なことに5128Fだったなあ。

(2025.04.07)
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