【ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。】 アカン、どうしてもいつものやつが言いたくなる。でもここはぐっとこらえて我慢だ!
でもこの巻もアルラウネ抜きで話できないんだよなあ。彼女の真意が明らかになって「うおーっ! そうだったのかーっ!」って感じで……結局いつものに行きつくわけ。いや、もう書かない、書かないけどさ……。
【軍靴のバルツァー】 なかなか意外な方向性と言うか。ただ単に「ヴァイセンの侵攻を退けました」だけでは終わらんのね。言われてみれば亡命政権、そんなのもあったなあ!
四天王みたいな人たちが出てきたときに「順々に斃して行く陳腐な展開はやめてくれよ」と危惧していたのだが、そうはならなくてホッとした。その一方で今のところ、彼らの影が薄い。ディートバルトが濃すぎるってのもあるが……。そんなわけで、作者が何を思って彼らを登場させたか。ここから始まる最終章で見せ場があることに期待する。
バルツァーのお婆ちゃん死んじゃった……。こちらはある意味予想通り。リープクネヒトと対峙し、リープが生き残ったわけだが、彼の過去編っぽいのを見ると「最後に倒す敵」になるのかも。ここで言う「倒す」は必ずしも「命を奪って一件落着」と言う意味ではない。彼の持つ野望を食い止めて、改心?させることになるのかな、と。ま、最終的にクネヒト君は「そうか、僕はあそこで道を誤ったのか……」なんて言いつつ自ら命を絶つことを選びそうだが。
【ドルおじ #ドールに沼ったおじさんの話】 デキる男だと思ってた星野君だが、意外と仕事で抱え込んでいたんだな……。
>16万円(カードの御請求額)
ドールってお金かかるんだなー(棒読み) 「不可抗力」? 「勉強代」? 怖い趣味だなー(棒読み)
>はしゃいでる自分が鏡に映る
>俺何やってるんだろう
ドールを愛でているだけだろう? ガラス面の向こうにいる謎の中年男性はキニスンナ。それともなにか、吸血鬼にでもなって鏡に映らなくなるのがご希望かな? しかし実のところ、ドレッサーという発想はなかったので感心している。ドレッサー……ドレッサーかぁ。
【Q.E.D.iff ―証明終了―】 燈馬君!? そのタイミングで交際申し込むの!? 突然すぎてびっくり。作者もこれ、読者を驚かせにかかってる? これまでのあれこれで、作者に2人の仲を進展させる気がないのかとも疑っていたが、何だかホッとした。にしても、交際スタートのデートでまたしても空を飛ぶことになる燈馬君……ま、頑張れ!
【はじめの一歩】 この世界戦は間柴の精神的成長がテーマなのかな? 観客のコールが後押ししたのもあるが、観客のコールが耳に入ることが昔じゃ考えられなかったもんね!
【おんなのこのまゆ 昭和式メイド閑話抄】 なんかちょっとふわっとした終わり方だった。結局猫に連れて行かれた先の空間にいた女性の正体もよく分からないし……。雑ではないけど雰囲気で終わらせたような。
【いびってこない義母と義姉】 いや巻末にその話持って来て読後感を胸いっぱいにするのはズルいでしょー!
【こちら葛飾区亀有公園前派出所】
>(プラモ制作代行)1日30体のペース
いや、いくら両津勘吉でもそのペースは異常だろう……と思ったがそうだった。この人平気で勤務とかサボるからなあ。仕事しなければよゆ……ってそんなわけねぇだろ! 1体1時間未満で作れるわけねぇよ!(寝る時間もない) にしても1/3サイズのフィギュアはでかすぎる。なにせうちのリリアたんと同スケールだから!!(つまり考え得る範囲ではある)
【七つの大罪】 今回読んだ3冊で3千年前の戦いが語られる。ドロールとグロキシニアがなぜ十戒となったか、そしてエリザベスやゴウセルの謎が明らかになるなど一気に来た感じ。しかしあれだな、モンスピードとデリエリはこんときから仲が良かったんだな。この2人のエピソードもいずれどこかでありそう。
行方不明のアーサー、を必死になって探すマーリン。そのマーリンに恋慕するエスカノールは、マーリンがアーサーを“想っている”様子を見てショックを受ける。いつもの当たらない予想だが、マーリンがアーサーに必死になる理由は別のものじゃないかと。世界の平和のために必要な何か。あるいは実は子どもだったりするかも?(確かマーリンは見た目以上の年齢だったはず) 意外とエスカノールが真剣交際を申し込んだらあっさり了承しそうな気がしている。
【坂道のアポロン】 メインストーリーは先月読んだ分で完結している。今回は『ボーナストラック』と銘打たれた追加エピソード(一覧表の巻数にある「BT」は「BONUS TRACK」の略である)。本編中では語られなかったところを補完する形だが、最終話が本当の完結といった趣である。ナンバリングの最終9巻には多少の苦言を呈したけど、こっちの最終話で随分印象が良くなった。
【BLOODY MONDAY ラストシーズン】 うん、何かよく分からんが最終的にめでたしめでたし(酷ぇ感想だな)。間が果てしなく空いちゃってるから、最初のシリーズを読み返してから『2nd』『ラスト』に進むべきだったかもしれない。
【宇宙よりも遠い場所】 やっぱり漫画化に際してところどころ「う〜ん」な個所はあるものの……まあまあきちんと取りこぼしなく終われたかな。私としては最後の「なんでー」をもうちょっと「なんでー!!?」って感じにして欲しかったが。
【王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜】 スイスの時計の話は一段落して、セルジュ君の話になる。ほぼ1巻丸々費やされて……どちらかというと『王様の仕立て屋』もそういうスタイルの方が合ってるような気がして来た。初期の頃はね、1話読み切りで面白かったんだけど、連載長引いてくるとネタも苦しいだろうし、こうした“長編”の方が登場人物にも深みが出てくるような気がする。
【烏は主を選ばない】 やーらーれーたー!
またしても
やーらーれーたー!
敦房が黒幕とは微塵も考えなかったぞ!! しまったなあ、ミステリーの基本は人の良さそうなやつが真犯人なんだよ。いつもいつも毎度何回騙されたら気が済むんだ。『単』(原作小説)に引き続き作者の掌の上で弄ばれた気分だぜ。でもあれだ、作者も読者を驚かそうと頭を絞って話作ってるはず。こちらもまんまとその手に乗るのが正しい物語の楽しみ方と言えるのではないだろうか?
言えるのではないだろうか!!!(開き直り)
若宮が桜花宮に行かない理由というのが思ったよりもまともだった。単に命を狙われているからだけではなかった。最後に雪哉は「自分を殺している」若宮に文句を言うが、これは後々若宮のカウンターを喰らうことになりそう……(と思っていたのだが、見事にこの予想は外れた)。
4巻終了時点では若宮と長束が和解したらいいのになーと思ってたのだが、5巻南家当主との会話で“打ち砕かれる”。とてつもなく腹黒な長束の表情を見て「ああこりゃダメだ、一生分かり合えないやつ……」――というところからのどんでん返しで感情の持って行き方が分からない。ところでなのだが、長束と裏で通じていたのであれば敦房の言動がかなり怪しいものだと看破できそうなのだが。とは言え、長束の方も敦房と路近の腹の中を把握しきれていなかったので、二方向からの見極めと言う意味で泳がせたのか……。
雪哉の記憶力の良さがまたしてもいろいろと役に立つ。設定をゴリゴリ活用しているなあ。序盤で若宮が勁草院云々の話を持ち出したとき、いくら真の金烏でもご都合設定過ぎない?とは思ったのだが、終盤に向けての伏線だとは考えなかった。
5巻最後、長束は雪哉のことを「北家当主の孫」と表現する。横にいた若宮が実に微妙な表情を……。ここんとこちょっと読み込みが足りなくて、最初どっちの意味合いなのか分からなくて悩んだ。長束の発言が「新事実判明」なのか「誤解」なのか。正解は前者だが、それは小説感想文にて。
【定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ】 ネットで「こづかい超人募集」とかしているあたり、「ネタに困ってるんだなあ」と思う一方で「リアル」でもある。日常生活で人付き合いが多かったとしても、そうそういい具合に小遣いでやりくりしてる人には出会わないだろうからね。むしろ逆に気になる、日常会話の中で「こづかいで買った」なんてセリフ聞く機会ほとんどないだろう? ネット募集以外で“こづかい超人”に出会う機会の方がむしろレアじゃないか。というあたりで思うが、その辺は多分脚色で「申し遅れましたが、毎月○万○千円です」と共に本作の「お約束」なんだろう。きっとあれだな、プロの嗅覚と話術で他人がこづかい制かどうか聞き出してるんだろう。「いいなあ、僕なんてこづかい制だからなかなか買えなくて……(苦笑)」「いやいや、うちもこづかいですよ(笑)」みたいな感じかな?
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新刊は8冊で充実していた。今年読み始めたばっかりの『まゆ』は早くも完結。
年の区切りでもあり既刊漫画まとめ買いの区切りでもある12月。まず何と言っても一昨年買った『こち亀』50冊を消化し終えた。長かった。『アポロン』『BLOODY MONDAY』『よりもい』が完結し、『主』と『女中さん』が現状の最新刊に追い付いた。従って来年も残るのは『転スラ日記』『ワンパンマン』『七つの大罪』『こづかい万歳』の4つに思案中の『王様の仕立て屋』……あれっ、「だけである」って書こうとしてたのに意外と多かった。半分が来月/年より入れ替えである。
実は。Kindleのセールで買ったものがあるのだが、「年末年始枠」にするつもりなのだが既に少し手を付けてしまっている。ただ、区切りが良くないので感想文は別項目とする。電子書籍は極力1つのサービスに集約したいんだけどね、半額とか1冊11円とかそもそも電子版がヨドバシにないとかいう事情があったからしょうがない。
(2024.12.25)
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