鉄道模型制作報告
「旧国 阪和・片町線(III)」その10
配管

 今週の大きな作業はパンタグラフ周辺の配管。今回は先頭側に設置されるパンタがないので、いずれも少しだけ手抜き仕様になっている。
 配管作業が終わると、いよいよ完成が近付いて来た感じがする。人によってはこの後の塗装の方が心理的な壁になるようだが、私は塗装が好きなので問題ない。むしろテンションが上がって(マスキングは嫌いだが)、そこからは勝手に完成する。

床板の調整

 床板はキットの物を使うが、台車間隔を縮めたりボディマウントTNカプラー対応加工をしたりと、そのままではなくひと手間ふた手間かかる。今回は金属キット、半流車、平妻車、で3種類のパーツを使う必要があり、それぞれ寸法が異なるのが面倒なポイント。平妻車3両は共通で行けると思ったら……クハ79(キットでは元々サハ48)はほんの少し車高が違ったのでスペーサーの厚みを変えている。

あとは細々とした作業

 その他、いろいろと残っていた細かい作業を順次進めて行った。見えないところでは床板ストッパーを床板の調整と並行して取り付け、戦前車には屋上ステップ、クハとクモハの前面ステップ、クハには付けるかどうか迷っていた銘板を結局接着した。
 ほんとにいろいろあってよく忘れそうになったりするので、一度一覧表というかチェックリストを作った方がいいかもしれない。ちなみに、屋上ステップの“足”の追加表現もやらなきゃいけないのを忘れそうになっている。

 順調に進めば「制作報告」は今回がラストで、来週日曜日頃に完成報告ができる見通しだ。あくまで順調に進めばの話――模型制作もそうだが、仕事や日常生活でトラブルが起きなければの話だ。

(2024.10.27)
   TOP PAGE 侃侃諤諤 橘発の夜行鈍行