「桃ちゃんやみおちしてアイドルうちわ」
「桃ちゃんやみおちしてアイドルうちわ」

 「まんがきらら展」会場限定販売の「桃ちゃんやみおちしてアイドルうちわ」を手に入れた。漫画『まちカドまぞく』のグッズで、原作第4巻の70頁に合計4コマだけ登場したアイテムだ。特にストーリーで重要な役割を果たしたものではなく、どちらかというとギャグ要素。言ってみれば「よくそんなものグッズ化したな!?」という代物であり、そういう意味では『まちカドまぞく』らしいかもしれない。
 ちなみに私「まんがきらら展」には足を運んでおらず、先日行われた「まんがきらら展FINAL」に後輩が行くというので代理購入を頼んだ。「FINAL」が後日延長で関西で開催されたり、あるいは商品が通販されたらちびっと悔しい気もするが、それでもいいんだ。もしかしたらこれが手に入れる最後の機会だったかもしれないんだから。

原作にない裏面

 さて、原作では文字の書かれた面しか出てこないが、グッズ化にあたり裏面が描き起こされた。桃闇落ちVer.のアップにアイドルうちわを手にしたシャミ子(左手のごせんぞうはキンブレとかいうやつか?)、若干引き気味のミカンも添えられている。もちろんこちらの描き下ろしイラストもこのうちわの魅力。というか、文字面だけだったら流石に買ってなかったと思う。ところで私、「アイドルうちわ」なるものがよく分かってないところがあるのだが、あれって何か書いてあるのは片面だけなのだろうか? それとも両面共にプリントされてる? 何かファンが自作するというイメージも強いのだが……そういう知り合いが身近にいないのでよく分からない。後輩がキンブレ?持ってるのを見せてもらったことがあるぐらいかなあ。
 ちなみにであるが、「きらら展」会場で販売されているものは「原作絵」で、確か去年か一昨年ぐらいに「アニメ版」も発売されていた。私は原則原作派なのでアニメ版には目もくれず。文字面は多分原作版とアニメ版で共通と思われる。

サイズがでかい

 「アイドルうちわなるものがよく分かってない」パートツー。東京にいる後輩に代理購入を頼んで、そして送ってもらったのだが……送料、高いな、と思って届いたのを見たら思ったよりデカくて納得した。左の「阪神電車、ミナミへ」のうちわがごく普通の一般的なうちわである。それと比べてふた回りは大きい。ついでに言うと持ち手の根元のところ、普通のうちわは骨組みだけで抜けているのに対して、今回の“アイドルうちわ”は根元までしっかり紙が貼られ、文字や図案が入っている。
 まあなんていうか、当然だが暑い時に煽ぐうちわとしての用法は考えられておらず、舞台上にいる推し?の視野に入ればというアイテムである。出来れば大きく、そして持ちやすい形状……となったときにたまたまうちわの形になっただけなのだろう。いや、私ももちろん飾るために買ったのであって、いくら残暑が暑いからってこれで煽ごうなんてちっとも思ってない。左の阪神なんば線の広告うちわは実用してたけど。

というわけで飾ってみた

 当初のプランでは、中央に桃面(裏面)、左右に「桃ちゃんやみおちして」と3つ並べて飾るつもりだった(1人3限で、後輩は買う予定なしだったので3つ買ってもらった)。ところが思ったより大きかったので、2個に減らしてこのような形に。残る1つは……仕方がないので「保存用」にする。壁面にはね、もうすでに『D』や『大谷翔平』のポスター、私の自称傑作写真等々で飾る余裕がほとんどないのですよ。最後の隙間がこれで埋まった。でも割と一等地に収まったかも。
 余談だが、下に見えるのは去年行われたクラウドファンディング「人気絵師の京扇子を作って扇子職人さんを助けたい」で入手した京扇子だ。絵はみわベさくら先生。これについてはちょっと愚痴りたい話があるので、また気が向いた時に話をしよう。

(2024.10.25)
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