光のカーテン
フィルム写真を掘り起こす その21
よくあるやつ

 雲の切れ目から降り注ぐ光のカーテン。写真でも映像でも良くあるタイプの写真である。前回と同じく学校の帰り道で撮ったもの。但し。撮った日時は前回の翌年……そう、私は翌年違う学校へ勤めていたので、撮影地もまるで違う場所だ。前回はどちらかというとのどかな郊外だったのに対し、今回は坂道の多い住宅街だ。例によって路線バスはあるのだが生徒でごった返していたので、駅まで歩いて帰ることが多かった。行きは上りだし朝眠かったので混んでいてもバスに乗ることが多かったが、帰りは仕事終わりで解放感に溢れていたし、道も下りなのでこうやってのんびり楽しみながら歩いていた。
 カメラは……よく分からない。OM-4Tiのような気はするが、この頃であればまだギリギリミノルタのX-700やXG-Sを使っていた可能性もある。OM-3Tiを買ってからはOM一辺倒になるのだが、まだ買う前の写真だ。レンズも不明。学校へ先生しに行っているのでレンズは1本だけだけのはず。50mmF1.4だろうなあとは思うが、ミノルタだった場合は45mmF2の可能性も。フィルムは珍しくベルビアを入れていて、被写体にマッチしている……と思う。季節は10月か11月。同じフィルムに「リバイバルきのくに」が写っているので、そこからの推察だ。「リバイバルきのくに」を撮るのに持って行ったカメラ……というところから記憶が掘り出せないかも頑張ってみたのだが、残念ながら思い出せなかった。

リバイバルきのくに

 おまけの「リバイバルきのくに」の写真。

(2024.10.15)
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