鉄道模型制作報告
「旧国 阪和・片町線(III)」その6
新しく作る窓を完成させる

 先週の続き。クハ79066の増設された扉の戸袋窓を完成させる。次に増設扉のヘッダー……と思っていたのだが、資料写真を見ると省略されている。楽ができるぞやったー! ちなみにクハ47の3扉改造車は増設扉上にヘッダーが付いていた。

6両目

 今回作る予定の最後の車両、クモハ60に取り掛かる。どノーマルのクモハ60……と書こうとしていたのだが、クモハ60の最初期車はノーシル・ノーヘッダーであることを思い出した。何を以てノーマルとするかが難しいところだが、とにかく今回はシル・ヘッダー付きのクモハ60を作る。
 半流40系を作る際、私はGMの説明書とは違った手法を取っている。GMの40系は(42系もだが)全長が少し長く、そのまま51系の前面をドッキングさせるとかなり長い車両になってしまう。そこで私は「51系の縦樋より前」を「40系の乗務員扉付近を切り落としたもの」に切り継ぎ、その際に寸法を少し誤魔化して車体長の“延び”を抑制している。51系の縦樋部分で切り継ぐのは、継ぎ目消しが不必要になり縦樋表現も省けるのが理由だ。側板の前面側が51系になるので、51系の前面と繋がりが良くなるというメリットもある。

窓を少し後退させる

 そのままだと乗務員扉と客室扉の間にある窓の位置が前寄りになりすぎるので、1mm弱ほど(0.7mmぐらい?)後退させる。

 というところで今週の作業は終了。なんか前回と同じようなところ(窓を作る途中)で終わったなあ。まだ暑いけど一時期の猛暑ではなくなったし、人と遊ぶ予定も消化したので……来週からは本気出す!

(2024.09.29)
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