鉄道模型制作報告
「阪急3000系 3052F」その4
迷走しつつも配管完了

 ちょっと紆余曲折があったのだが、配管作業まで完成した。
 先週、配管台座に関して「今回も3064Fと同じ方法を、精度を上げるべく努力した上で行うことにした。」と書いたが、やっぱり歩留まりの悪さを感じ、“第三”の方法を考案。

迷走の始まり

 屋根板に予め穴を開けておき、穴開け前の台座を接着後、裏から屋根板に開けた穴に沿って台座を開口……という手順で上手く行きそうだと思って屋根に穴を開けるところまで進めた。でも冷静に考えると先週試行して断念したのと同じ。やっぱりドリルの回転に負けてプラが持っていかれるリスクは変わらない。それに開けた穴の上にズレなくプラ板を接着しないといけない。ついでに、穴を開ける間隔を間違えた(4ミリピッチにすべきところを何を勘違いしたか5ミリピッチで開けてしまった)。よってこれも断念。
 ちなみにこの写真では、配管用以外にもパンタ脇ランボード用の穴も開けている。

埋めてやり直し

 結局さっきも書いた「今回も3064Fと同じ方法」を精度を上げる努力をした上で行うことになった。開けた穴はプラ棒で一旦埋めて(写真上)、諸々やり直し(写真下)。写真の屋根板の間の物体は、作った配管台座が飛んでいかないよう、塗装時に使う支持棒に両面テープで貼り付けたものである。

多少はマシ……か?

 そして1枚目の写真のように配管したわけだが、2本並ぶ長いところはこんな感じ。3064Fのときよりは多少マシにできたかもしれないが、理想と現実のギャップは深く長い。

 嘆いてばかりもいられないので、上手く行かなかったことは忘れてガシガシ進めて行きたい。ところだがここに来て「作業部屋暑すぎ問題」が勃発した(作業部屋に冷房装置が存在しない)。先日は室温が35度近くまで上昇して撤退。今週の作業も、シンナーを使う作業以外は冷房の効いた部屋で行ったのだが、この後はそうも言ってられない。さてどうしよう。

(2024.07.28)
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