空と八重桜
フィルム写真を掘り起こす その15
一応桜メインで撮ったはずだが

 既に暑くなりつつあるが、暦の上では春なので春の写真を。ネタが豊富とは言えないので季節感を出すことには拘っておらず、今回も「見つけられたら」ぐらいの気持ちでフィルムをチェックしていたら都合よく出てきた。
 今はもうないのだが、かつては庭に桜の木が植わっていた。当サイトの売り(?)は梅にやってくるメジロで、その梅は八重咲きで開花が一般的な梅より遅い。桜も同じく八重咲きで、周りよりワンテンポ遅く咲いていたような記憶がある。写真は気持ちのいい天気の日に、空と桜を合わせて撮ったもの……うん、桜が脇役にしか見えない。こうしてデジタル化してみるとあまり感じないが、ポジをチェックしたりプリントしたものを見るとどことなくデジタルっぽさが漂う。「デジタルカメラで撮った」というより「デジタル処理を施した」と言いたくなる雰囲気なのだ。馴染みのカメラ屋の店員さんもプリントを見て同じことを言っていたので、私の気のせいではない。
 撮影時期は平成17年の4月、カメラはα-9。α-9を買ったのが同年の1月で、使い始めの頃のようだ。レンズは全く記憶になく、類推も難しい。50ミリマクロあたりか……?

(2024.04.18)
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