スパイファミリーマンチョコ買ってみた
思わず買ってしまった

 近所のスーパーで「スパイファミリーマンチョコ」が売られているのを見て、思わず買ってしまった。一応この商品何かと説明しておくと……かつて子どもに大流行りした「ビックリマンチョコ」と、最近人気の漫画・アニメ『SPY×FAMILY』のコラボ商品。コラボ自体は何年も前からいろいろとやっていて、私は「プロ野球」と『ドラゴンボール』を買ったことがある。
 何を隠そう私も小学生の頃、「ビックリマンシール」を集めていた。それにまつわる話はいろいろとあるが、次の機会に譲ることにする(どっちかって言うと黒歴史)。それはそうと、当時ビックリマンチョコは1つ30円だった記憶がある。今回買ったスパイファミリーマンはなんと128円(税抜)! 諸々の値上がりがあるとはいえ4倍! ちなみに「プロ野球」コラボと『ドラゴンボール』コラボの時はいくらだったか覚えていない――正確には値段見ずに買った。今と違ってお金に困ってなかったから、100円前後のものは気にせず買ってたのよ。

 全部で24種類らしく、結構多い。ということで開ける前にラインナップをネットで調べてみた。想像以上に多彩な顔触れが網羅されていて、同時に“当たり”の率が低いことを知った。メインであるロイド、ヨル、アーニャの3人はそれぞれ3〜4種類。中でも『ビックリマン』の顔であるスーパーゼウスモチーフの「アーニャゼウス」は大当たりと言っていいだろう。これにボンドを加えた11種類が、ランクを付けるとすれば「A」。脇役では、フランキー、シルヴィアといったところからデズモンド、ヘンダーソン、ユーリ、ダミアン、ベッキー、フィオナあたりが「B」。脇役の中でもヘンダーソンは割と好きなので「B+」、ユーリも「姉がいる」という意味では親近感が湧くので「B+」にしておこうか。その他はハズレ枠。特に「ルカ&ドミトリ」って2人組は……えっと、誰? もしかしてアニメオリジナル? 漫画で出てきてたらゴメンとしか。全く覚えていない。
 この橘雪翼、自慢ではないが引きが弱いことで有名である。くじを引いたら大体外れ。こういうキャラ物であれば「よりによってそれ?」というものが出てくることが多い。従って一番くじ等で一点狙いの場合、最初からくじを引くことを諦めて○○オクとか○○カリ狙いになるというわけだ。今回はまあ、売ってるのを見て運試しに1個、というわけだ。『SPY×FAMILY』は「何が何でもアーニャのシールが欲しい!」というほどハマってない。もしハマってたらねんどろいどとか買ってるぜ。
 ……前置きが長くなってしまったが、いざ開封! アーニャゼウスは高望みにしても、せめて「B」ランクあたりで!

“B+”が出た!

 じゃん! エレガントな寮長、ヘンリー・ヘンダーソン! 先述の通りこれは悪くない! ちなみにヘンダーソンの評価が高めなのはもちろん「教師補正」。そして責任感と正義感をもって職務を忠実にこなす一方、厳格だけではない一面もあるのがいい。アーニャたちに振り回されて悲嘆に暮れているところも笑いを誘う。
 というわけで引きは悪くなかった。チョコレート菓子はもちろん美味しく?頂きました(*1)。久しぶりに食べたけどこんな味だっけ……うん、こんなもんだった気もする。128円は高いな。2個目3個目買ったらドツボにはまりそう(今度こそハズレを引く)だし、そこまでしてフォージャー家のシール欲しいわけじゃないし、今回の1個だけにしとこう。

*1 その昔シールだけ抜き取ってチョコは(以下略)。

(2024.04.15)
   TOP PAGE 侃侃諤諤 用誤集