梅の写真のその後

  
 先月の恒例更新「梅とメジロ」「梅とリリアたん」の付記みたいなもの。
 まず「梅とメジロ Ver.2024」だが、最後の方のレンズ解像力がどうのこうののところ、画素数に関する記述を間違えていた。「1.5倍にも満たない」としていたが、D810は3600万画素少し、α7 IIIは2400万画素なので「1.5倍以上」が正しい(ほとんど1.5倍ちょうど)。なぜこんな間違いを犯したか? 確かこの時、縦横のピクセル数をざっと概算して「1.25倍未満」みたいなことを考えていて、数値的にあんまりピンと来ないな……と総画素数に切り替えた記憶がある。その時の「未満」が残ってしまい、「1.5倍にも満たない」という表現になっちゃったのかなあ、と。
 ま、そういうわけで昨晩こっそり訂正済。で、ふと思ったのだが、実際問題画素数が1.5倍になると見栄えがどの程度変わるのだろうか?と。私の考えが間違っていなければ、同じレンズを使ってもより高画素機の方が解像力が下がったように見える傾向になるはずである。等倍鑑賞下では、高画素機の方が拡大率が上がるからである。そんなわけで、D810で撮った写真から一旦「810×540」にトリミングし、普段と同じ「660×440」にリサイズした画像を作ってみた。

「810×540」から「660×440」にリサイズ

 私の計算が間違えでなければ、先日比較用に載せたα7 IIIで撮ったメジロの写真の等倍切り出し(次に掲載)とこの写真、センサー上では同じサイズに投影されていたはず。なお、メジロの写っている大きさも揃えたかったので、先日等倍切り出しした写真とは別のカットを使っている。

先日の再掲写真

 こうしてみると、なかなかいい勝負にも見える。というか、切り出しに使ったD810の写真のピントがごく僅かに甘かったようにも思えてきた。先日も述べた通り、D810は500mmでα7 IIIは280mm(200mmに1.4倍テレコン)という差があり、D810の写真の方が被写界深度が浅い。「メジロの写っている大きさを揃えたかった」せいで、使った写真が日陰のものだったのも災いしている? さらに参考までに、上の写真をリサイズせずに「660×440」に切り出したものも置いておこう。

リサイズなしの等倍切り出し

 うーん、どうだろう。私にはよく分からないが、単体で見れば文句なしもα7 IIIと見比べるとちょっと甘く見える。ただ、さっきも書いた通りレンズの焦点距離が違いすぎる。厳密に比較したいなら、レンズの焦点距離も合わるべきなのだろう。

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 頭の痛くなる話はここまでにして、次はうちの天使ちゃん。梅と一緒に撮影したものの、いまいちポーズが決まらなかった銀ちゃん。お部屋の定位置に帰ってきて今はこんな感じになってます。

大人しめのポージング

 ドヤ顔ポーズが似合うことが多い気がする銀ちゃんなんだけど、衣装次第なところがあるのかもしれない。着物(+エプロン)ではおしとやか系?にしておくのが無難ということになった。このポーズで撮り直ししたいので、梅さんもう一回咲いてくんないかなー(無茶ぶり)。ま、覚えておいて来年再トライ、だな。

(2024.04.03)
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