鉄道模型制作報告
「PLUM 201系京阪神緩行線」その2
運転室周りのマスキング

 先週、「早ければ来週完成してるかも」とか言ってたな。あれは忘れてくれ。失言だった。
 というわけで今週も完成報告じゃなく制作報告。といってもあんまり細かく写真撮ってないのでダイジェスト。まずは突然、運転室周りの黒色塗装のマスキングの様子。ブラックフェイス自体は別パーツになっているのだが、運行番号、行先表示窓周辺は黒く塗る必要があるのだ。運転台周辺部も、そのままだと青いのが見えちゃうから黒く塗ることにした。

青22号は調色した

 本体に塗った青22号は例によって調色した。大糸線シリーズはもちろんのこと、EVO103系に塗ったものとも違うチューニングにしてある。写真の調色スティックは、適当に混ぜたら説明書の写真と比べていい感じになったので記念撮影したもの。この後コバルトブルーを足して“深み”を出してみた。

“同じ色”でも写真写りが全然違う

 PLUMの説明書にはクハキットとモハキットで違う写真が使われていて、光線の違いなどもあってか色が全然違うものになっている。同じ調色スティックを当ててみるとこんな感じで全然合っていない。色を合わせるのが難しいと感じると同時に、ある程度アバウトでいいんじゃないかな?と思ったり。でも編成を組む車両は同じ色で合って欲しいのだ……(過去に作った旧国の話)。

台車の問題

 先週の台車の問題の続きで、台車枠の軸受けの出っ張りを試しに削ってみた(右)。車輪が無理なくはまり、軽く転がるようになったものの、今度は緩すぎて脱落しやすい。結局当初の方針通り、スペーサーを挟む方向で行くことにした。ちなみに削った台車枠は動力車用となる(削ってあっても問題なく使用できる)。
 PLUM公式ページの写真を凝視した限りでは、削るのが「正解」のような気がした。

スペーサー

 スペーサーは諸々の考慮の結果こんな形状に。もちろんこの後黒く塗る。

普段は塗り分けしない貫通扉

 普段は貫通扉は塗り分けず車体色一色にするのだが、わざわざ別パーツのものを車体色で塗るのは、ということで今回はガイアノーツの淡緑1号で塗ってみた。
 運転機器のコンソールは、淡緑1号に青20号を混ぜたもので塗った。アオシマのDD51の時に作った色で、もうちょっと濃かったような記憶があったのだが、当時も同じ印象を抱いていたようだ。

パンタグラフ

 普段NやHOを作る時、パンタグラフは組み上がったものを買ってくるが、このキットではもちろん組み立て式だ。部品を組み合わせているときは「ばらけてきそうだな……」と不安だったが、完成してみるとかっちりしていて好印象。念のため台枠は流し込み接着剤で少し固めてある。

 いろいろと部品を組み立てたり、ゲート処理をしていたりしたら時間が掛かった。まだ塗れていないパーツもあるし、特に窓ガラスパーツはマスキングしてからサッシの銀色を塗装しなくてはいけない。今度こそ「来週には」と思うのだが、来週は来週でちょっと予定が入っているので、もしかするとまだ完成しないかもしれない。

(2023.10.01)
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