2023年4月に読んだ漫画

タイトル巻数評価
< 新刊 >
  SPY×FAMILY 11  ☆☆☆
  ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王  ☆☆☆
  婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む
  〜美味しいものを食べさせておしゃれをさせて、
  世界一幸せな少女にプロデュース!〜
 ☆☆★
  タヌキとキツネ  ☆☆★
  あおざくら 防衛大学校物語 28  ☆☆☆★
  ザ・ゲームスターズ  ☆☆★
< 既刊 >
  転生したらスライムだった件 10  ☆☆☆
  こちら葛飾区亀有公園前派出所 59  ☆☆
  こちら葛飾区亀有公園前派出所 60  ☆☆
  ROOKIES  ☆☆★
  ROOKIES  ☆☆★
  ノー・ガンズ・ライフ  ☆☆★
  ノー・ガンズ・ライフ  ☆☆★
  Infini-T Force 未来の描線  ☆☆☆
  ULTRAMAN  ☆☆
  BABEL  ☆☆★
  東島丹三郎は仮面ライダーになりたい  ☆☆☆



【SPY×FAMILY】
 ちょっと影が薄かった(?)アーニャの超能力が大活躍。緊張感に欠ける展開になるのは超能力よりも本人の性格からくるものか。というあたりでふと思ったのだが、他人の思考が読めるんだったらもうちょっと賢く育たなかったのかな? あと、自分の言動が周囲の人間に誤解を与えていることも分かってしまうわけで、アーニャなら「違うそういうことじゃない」とうっかり訂正しそうにも思うのだが(もちろん今回の物語でそうすると悪い結果にしかならない)。

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王】
 時が凍ってる間に空裂斬が完成するという、それ本当に「凍れる時間の秘法」が効いていたのか?と少しだけ突っ込みを入れたくなる(笑) アバンが覚悟の上、強い気持ちで秘法を掛けたのに対し、未知なる事象に怯えを抱いたまま時を止められたハドラーは……という感じで、動けない期間中にもアバンは成長し、ハドラーは止まったまま(あるいは劣化)。7巻終了時点では勇者一行がアドバンテージを得た状況でいざ最終決戦へと話が進む。もちろんこのままハドラーが腑抜けたままでは面白くない。“復活”のイベントがどこかで発生するんだろうけど、それがアバンと対峙する前なのか、それともアバンと戦っている最中なのか。私は後者と予想する!

【婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む
〜美味しいものを食べさせておしゃれをさせて、世界一幸せな少女にプロデュース!〜】
 ド安定の脱力展開。

>ついでに魔法の練習
話の流れ的に実に自然だが、店の中で、まだ買っていない(清算が済んでいない)杖を使って魔法の練習をしていいのか?という突っ込みが現代日本的な観点から思い浮かんだ(笑)

>「魔法使いなら魔法で勝負しろ」
おんやーしばらく前に似たようなセリフをどこかで見たよーな。10年前に「ここから先は俺に任せろ」って言った大賢者さまが言われてたんだっけなー。最近のトレンドでは魔法使いは物理も魔法も両方いけるということで。

>どの程度になら法に触れていい?
抵触前提で笑う。まあこの世界の法律は(現代日本と比べて)相当ガバガバなんだろうけど(でないと既にここまででかなりの乱闘してるので既にお縄のはず)。

【あおざくら 防衛大学校物語】
 表紙、清川先輩の頭でタイトルが隠れてるー!って思ったら24巻ぐらいからちょくちょくそういう“演出”が入っているのに今頃気付いた。
 28巻も緩かったり真面目だったりいろいろな防大生の様子が描かれてて楽しい。が、そろそろたまにはビシッと芯の通った展開も読んでみたいぞ。

【ザ・ゲームスターズ】
 うーん、ちょっと評価が難しいところだなあ。らしいと言えばらしいが、ちょっと展開がじっくりすぎるかも。

【転生したらスライムだった件】
 この10巻では8巻のラストからの流れの「シズさんの心残り」を解決しに行く。間の9巻でドワンゴドワルゴンへ行ってたのは何だったんだろうか。そういや『くま』小説版でもそういうのあったな(コミカライズでは話の順序入れ替えてた)。
 イングラシア王国で完全におのぼりさん状態のリムル。街並みに感心しながらドーナツを頬張っているが……シズさん仮面取らずに食事とってたシーンがあったような気がする。同じ技はリムルには再現できないのか? あれはおまけ漫画のジョークだっけ?

>自殺願望でもあるんかあのぷにぷに
名前忘れたけど道化師連合だったかの1人の発言。このシーンで首吊りの真似事してるの、さすがピエロ面白い。スライムをぷにぷに呼ばわり辺りも良い。ただ、スライムってぷにぷにというよりはぷよぷよっていう擬態語がぴったりな気がするんだよね……あっ、「ぷよぷよ」だと商標に引っ掛かるのか。

>「ド…」
「ラえもん」?「ラゴンボール」? 飾ってあるドラゴンボールがちゃんと四星球なの芸が細かい。右下の手(魔物の手?)の元ネタが分からない……。あと車も……これはただの乗用車か? さすがにこれをパンダトレノにするのはベタすぎると思ったのか。

>漫画
の数々の中に『転スラ』自体があったら面白かったのに!

>教師だ
どや顔で付け髭付けるリムル……この付け髭って1巻で「皆さんが静かになるまでに5分かかりました」の時の付け髭だろうか? 常に隠し持ってる?(笑) っていうかリムル……というか三上悟は先生になりたかったのかな?

>ドアに黒板消しを挟む
異世界にもこんなド定番悪戯があるのかな?と思ったのだが、そういやこの子たち召喚されて来たんだった。なんなら日本人もいるし。

>お人形
例によって反応しておくが(笑)、お人形というよりはぬいぐるみが正しいのではないかと(ご存じかと思うが、橘雪翼はどうでもいいことに拘るタイプ)。結局アリスは攻撃を仕掛けなかったので、このお人形(ぬいぐるみ)でどうやって戦うのかはこの巻では不明。某Xのルールーみたいにとことこ走ってて「べしっ!」って体当たりとかするのだろうか?

【こちら葛飾区亀有公園前派出所】
 ようやく面白くなってきた……と思ったけど何かムラがあるような。全体的にオチが強引に思える。

>TGV
なんで突然TGV!? 普通こういうときは「TGW」とかパロディにするはずなのに……次のコマで両津も驚いてて「メチャクチャだ」がメタ発言にも見える(笑) 何かの複線……いや伏線かと思ったらオチとかにも全く関係ないし。

【ROOKIES】
 うん、たばこはやめた方がいい。
 4月分読む前に思ったのだが、安仁屋のあだ名は今だったら「アーニャ」になってたかも?

【ノー・ガンズ・ライフ】
 やや低空飛行気味だったが、乾十三の過去、名前の由来が徐々に判明してきて盛り上がってきた。中盤以降面白くなるといいなあ。

【Infini-T Force 未来の描線】
 ちょっとこの作品について調べていた時、アニメ版と漫画版でパラレルワールドみたいな感じって書いてあったような気がするのだが、5巻中ほどでエミが迷い込む並行世界がアニメ版なのかな? そしてエミパパはそれが分かっている存在で……黒幕説を考えていたのが裏付けられたような、それとはまた違うような印象も受けた。
 そして「BK-1(ブライキングボス)」という新しい敵キャラが登場。何となく格闘ゲーム『ストリートファイター』のベガを思わせるビジュアルで、キャシャーンと因縁がある様子。この辺りは“原作”のアニメ『新造人間キャシャーン』を見たことがあればもっと熱くなれる展開だったんだろうなあ。仕方がないとは言え、ちょっとだけ残念だ。
 巻末の特別企画の会談によると、本来4人のヒーローのパワーバランスはこんなに拮抗してなくて、テッカマンが最強らしい……まあそこはプラモ買ったりする時に調べてて想像は付いていた。本来ならサイズ感からして違うはず? ボルテッカとか破壊力が桁違い、100倍1000倍レベルでしょ。で、ガッチャマンが「明らかに劣る」と書かれていたのが意外。キャシャーンは全身人造人間だからいくらか強そうではあるが、ポリマーとガッチャマンはどっこいどっこいだと思っていた。この辺は私が原作アニメ(以下略)。

【東島丹三郎は仮面ライダーになりたい】
 予想外にもタックルが優勝。トーナメントのはずが乱入があって結局全員倒しちゃうし。三葉は寝技から逃れるために仮面を脱ぐが、これに対して「もう敵ではない」と勝利宣言するタックル。これには完全同意。多分この人たちは魂で戦っている。三葉の場合はライダーマンの仮面がその魂の在り処である。それを、外れてしまったのならともかく不利な体勢からの脱出に使ってしまったらダメだ。
 先月、「ショッカーって表立って何か悪いことしたっけ?」って書いたけど、1巻(期間限定版で済ませたので今読み返せない)で何かあったような気もしてきた。そして5巻後半でついに動き始める……兆しは見えるんだけど、6巻予告だとまだまだみたいだな。

【BABEL】
 ヒーローズの中で期待値が低めだったので今月分までしか買っていない。しかし『ULTRAMAN』がこれを下回るとは思っていなかった。ぶっちゃけ『ULTRAMAN』は買っていなければ今月で終わりにしていたが、一方で『BABEL』は結末まで知りたい程度には面白い。しかし、例のキャンペーンで続き買うかというと「?」といったところ。しばらく寝かせておくことになるかな。


―――――
 『あおざくら』予約するって言ってたけどすっかり忘れていた。でも買えたのでよしとする(朝行ったら陳列前で、店員さんに取ってもらったので何冊入ってたかは確認できず……1冊のよな気もする)。30%ポイント還元は始まっているのだが、あれこれやってたら月末になってしまったので来月に入ってからにする(といってもプラスアルファで買うのは2冊だけだが)。4月に読んでしまおうと言ってた『ローゼンガーテン』もどちらかというと忘れていたので、現状では新刊が少なそうな6月に放り込むことにする。
 2023年スタートは既刊が月に8タイトル11冊という体制だったのであまり気にならなかったのだが、新刊買ってる漫画の数を減らしすぎたかなとも思っている。そもそも読みたい漫画がそう多くないのが原因なのだが、もうちょっと積極的に動いてみてもいいかもしれない。とは言え、読んでてあんまりな漫画を増やしても仕方がないしなあ。難しいところ。とりあえず8月までは買い溜めのお蔭で新刊が少なくても耐えられるので、8月(の還元率アップセール)に備えて発掘作業に勤しもう。

 『転スラ』の巻数を間違えていることに気付いたので、2、3月分をこっそり修正しました(笑)

(2023.04.30)
   TOP PAGE 侃侃諤諤 用誤集